こんばんは、スタッフのUです。
私が進学塾の講師をしていた頃、塾のテキストで説明が不足していると思われる内容に関してはできる限り補助プリントを作り配布してたのですが、プログラミングの能力がまったく無いので動的な教材は作ることができませんでした。
しかし先日、ある生徒さんに三角形の五心を教えていた際、「これを動的に見せる図を、ChatGPTにプログラムをしてもらえばいいのではないだろうか?」と思いChatGPTに頼んできました。
すると「オイラー線(※)」を可視化させるプログラムをものの数秒で作ってくれました。動画をうまくアップすることができませんでしたので写真を掲載しますが、頂点A, B, Cは自在に動かすことができ、「各辺の垂直二等分線と外接円」, 「中線」, 「各頂点から対辺への垂線」, 「オイラー線」は、個別に表示・非表示が切り替えられるようにしてもらっています。
自分がその理屈をちゃんと理解できていないのが少し後ろめたい感じもしますが、教材作成するためにはとても便利です。
仕事の中でも、ChatGPTなどをうまく使えば人間がするべき仕事にしっかりリソースを注力できそうですね。
(※)三角形の五心のうち、外心(O)・重心(G)・垂心(H)は三角形の形によらず、一直線上に並び(3点が重なる場合もありますが)、その線のことを「オイラー線」といいます。しかも重心Gは、外心と垂心を結んだ線分OHを必ず1:2に内分します。