落雪にもご注意

こんばんは、スタッフのUです。

一時あたたかくなったかと思ったのも束の間、再び寒波が襲来しています。

降雪量が増えた際の注意点としては、転倒・立ち往生・雪崩・ホワイトアウトなど色々ありますが、落雪にも注意が必要です。実は大雪にかかわる死亡事故の原因の大半は、雪かき時の屋根からの落下、そして屋根からの落雪によるものなのです。

落雪は、雪が降ったあと気温が上昇した際に屋根につもった雪が解け、水が雪と屋根の間にたまり屋根との間の摩擦が減少した結果、屋根の雪が落下する現象です。ふわふわしたように見える降ったばかりの新雪でも1m3あたりの重さは50〜150kg、一度解けて再び凍ったざらめ雪の場合1m3あたりの重さが300〜500kgにもなります。そんなものが屋根から落ちてきたらひとたまりもありません。

落雪による直接的なダメージによって亡くなるケースもありますが、落雪に埋もれて亡くなってしまうケースもあります。

雪が積もった際には、落雪の可能性がある建物の下をできるだけ歩かないことが大切です。

また雪おろしを行う際には、

  • 必ず二人以上で行うこと。
  • ヘルメット・命綱を着用すること。
  • はしごをしっかり固定すること。
  • 建物の周りに雪を残すこと(屋根から落下した場合の被害を小さくするため)。

などが大切になります。

寒波が襲来した際には、乾燥に対する注意も必要です。喉も乾燥しがちになりますので、暖房を使用する際には加湿も忘れないようにしましょう。私たちも呼吸器のケアを怠りなく励行していきます。

プラネタリー・ディフェンス

こんばんは、スタッフのUです。

今日こんなニュースを見かけました。

“去年末に発見の小惑星 2032年に2.2%の確率で地球衝突” ESA | NHK

「もし本当に衝突しそうな場合はどうするの?」

と思いながらこの記事を読み進めていくと最後の方にこうあります。

小惑星などをめぐっては、仮に地球に衝突すれば大きな被害が出るおそれがあるため、2022年にNASA=アメリカ航空宇宙局が小惑星に探査機を衝突させ、軌道を変える実験を行うなど、各国で対策の研究が進められています。

その時の記事がこちら。

小惑星に探査機ぶつけ、軌道変更に成功…「天体の衝突から地球を守る」実験で歴史的成果 | 読売新聞オンライン

このように、天体の地球衝突から人類を守ろうとする活動のことを「スペースガード(spaceguard)」あるいは「プラネタリー・ディフェンス(planetary defense)」と呼び、JAXAによる「プラネタリー・ディフェンス」についての記事がこちらです。

「プラネタリーディフェンスの取組みとアポフィス観測について」

この記事にもある、6550万年前に地球に衝突したという半径10kmクラスの天体が地球に迫ってきたときにはどうするんでしょうか…。

とりあえず、いたずらになんでもかんでも恐れるのでなく、色々な可能性を視野に入れつつ、目の前のことを一つ一つ解決していくしかないですね。私たちも目の前の仕事を丁寧に進めていきたいと思います。

「国民の祝日」と「国民の休日」

こんばんは、スタッフのUです。

本日2月11日は「建国記念の日」で、仕事が休みの方が多いかも知れませんね。

ところで国民の祝日も、私のような昭和生まれの人間からすれば私が子どもだった頃と比べてだいぶ変化した印象で、正直なところちゃんと覚えていない祝日も増えてきました(特に私のようにフリーランスで仕事をしる方の中には、祝日もほとんど関係無いような人も多いのではないでしょうか)。

ということで今回は現在の「国民の祝日」を調べてみました。

1月1日元日

1月の第2月曜日(いわゆる「ハッピーマンデー制度」ですね)…成人の日(1999年までは1月15日が「成人の日」でした)

2月11日建国記念の日

2月23日天皇誕生日(昭和生まれの人はこれまでに2回天皇誕生日が変わる体験をしましたね)

春分日(2091年までは3月20日か21日のいずれか)…春分の日

4月29日昭和の日(1988年までは「天皇誕生日」,1989年から2006年までは「みどりの日」でした)

5月3日憲法記念日

5月4日みどりの日(2006年までは4月29日が「みどりの日」でしたが、2007年から4月29日が「昭和の日」に変更されたことにより、同じく2007年から5月4日が新しい祝日として「みどりの日」になりました)

5月5日こどもの日

7月の第3月曜日(ハッピーマンデー)…海の日(2003年から。1996年から2002年までは7月20日が「海の日」でした)

8月11日山の日(2016年から)

9月の第3月曜日(ハッピーマンデー)…敬老の日(2002年までは9月15日が「敬老の日」でした)

秋分日(2102年までは9月22日か23日のいずれか)…秋分の日

10月の第2月曜日(ハッピーマンデー)…スポーツの日(1964年の東京オリンピックの開会式が10月10日だったことを受け、1966年から1999年までは10月10日が「体育の日」でしたが、2000年以降は「ハッピーマンデー制度」で10月の第2月曜日が「体育の日」になり、2020年以降は「スポーツの日」と改名。2020年は東京オリンピックの開会式予定日の7月24日、2021年は延期された東京オリンピックの開会式の当日に当たる7月23日が「スポーツの日」になりました)

11月3日文化の日

11月23日勤労感謝の日

以上です。

ところで、「国民の祝日」のことを日常的に「祝祭日」と言ったりしますが、「祝日」と「祭日」の違いはご存知でしょうか。

「祝日」は上記のような「法律で定められた休日」のことですが、「祭日」というのは元々宗教儀礼を行う日で皇室祭祀令で定められていましたが、1947年で皇室祭祀令が廃止されたため、現在は法で定められた「祭日」は存在しません。ただ当時の祭日のいくつかが、以下のように現在の祝日として引き継がれています。

紀元節→建国記念の日(今日ですね)

春季皇霊祭→春分の日

昭和天皇の誕生日→昭和の日

秋季皇霊祭→秋分の日

明治節→文化の日

新嘗祭→勤労感謝の日

あと、皆さん「国民の休日」というものをご存知ですか?これは1988年以降「2つの祝日に挟まれた平日を休日とする」と法で定められているものです。「みどりの日」が4月29日だった2006年までには、5月3日の「憲法記念日」と5月5日の「こどもの日」に挟まれた5月4日に適用されたケースがありましたが、2003年の法改正以降は9月の第3月曜日(9月15日-21日のいずれか)の「敬老の日」と秋分日(大半は9月22日か23日)の「秋分の日」に挟まれた日が「国民の祝日」になる可能性があります(9月20日が「敬老の日」で9月22日が「秋分の日」か、9月21日が「敬老の日」で9月23日が「秋分の日」の場合)。ちなみに2019年は5月1日が天皇の即位の日で祝日となったため、4月30日と5月2日に「国民の休日」が適用されましたね。

6月と12月はもちろんのこと、もっと祝日を増やして欲しいですね。

働くことももちろん大切ですが、しっかり休むこともとても大切ですね。私たちも日常の中でもオンとオフの切り替えを心がけ、休むときにはしっかり休んで仕事への英気を養いたいものです。

冬の水分不足にご注意

こんばんは、スタッフのUです。

ここしばらく体の水分が不足気味になっている気がして調べてみる中で、冬も体が水分不足になりやすいということを知りました。場合によっては脱水症状になる場合もありますので注意が必要です。

「え?夏みたいに汗をかくわけでもないのに水分不足?」と思われる方も多いと思いますが、水分が足りているか不足しているかは、水分の排出量と摂取量のバランスによって決まります。

水分の排出は主に

  • 尿(約1.5L)
  • 大便(約0.1L)

そして、

  • 皮膚や粘膜、あるいは呼気などから失われる水分(不感蒸泄(ふかんじょうせつ))(約0.9L)

によってなされ、一日に計約2.5Lの水分が失われます(体の状態や環境などによって変動します)。

逆に、水分の摂取は主に

  • 食事(約1.0L)
  • 体内で食べ物をエネルギーに変える際に作られる水(代謝水)(約0.3L)

と、あともちろん

  • 飲料水

などによってなされるので、上記の数値から単純計算すると飲料水は一日で約1.2L摂取しなければ水分不足になりかねません(もちろんこれも体の状態や環境によって変わります)。

冬場の水分不足の大きな原因としては、「乾燥によって不感蒸泄が増えること」と、「夏場に比べ飲料水を摂取する機会が減ること」が挙げられるようです。

気温が下がり大気の飽和水蒸気量が減ることも乾燥の原因の一つですが、室内であってもエアコンで空気を直接暖めることで乾燥はさらに加速します。不感蒸泄を増やさないようにするために、室内では加湿器を使用したり濡れタオルを干すなどの乾燥対策が大切になります。皮膚からの不感蒸泄を減らす上では保湿クリームを塗ることも有効ですね(ポイントは加湿と保湿です)。

水分摂取については、意識的にこまめな飲料水の補給を行うことが大切なことはもちろんですが(飲酒は水分補給にはなりませんので念のため)、上に書いたように食事からも多くの水分を得ていますので三度の食事をしっかり摂ることも大切です。あと、脂肪よりも筋肉の方が水分をより多く蓄えることができますので、筋肉量を増やす意味でもこまめな運動が大切です。

あと、水分を適切に摂ることで気道が乾燥から守られ線毛の働きが活発になり、気道に侵入したウイルスが排出されやすくもなります。感染症予防の意味でも乾燥対策、水分摂取は大切ですね。

ギネス世界記録

こんばんは、スタッフのUです。

先日スーパーでケンミンの焼ビーフン(これって全国的に知られているのでしょうか??)を買ったところ、袋に「ギネス世界記録」の文字が。見てみると「最も長く販売されている即席ビーフンブランド」として、2020年1月31日にギネス世界記録として認定されたのだそうです(それを受けて、1月31日は「焼ビーフンの日」として一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されているそうです(制定はケンミン食品株式会社))。

こう見ると「ギネス世界記録」ってなんでもありか?という印象を抱きますよね。

中には「洗濯機を投げた最大距離」などというのもあって、ヨハン・エスペンクローナさんによる4.45mが世界記録だそうで(投げた洗濯機はドラム型で重さは46kg)。そんなものもありなのであれば、「◯◯を投げた最大距離」の「◯◯」の部分を変えればいくらでも新しい世界記録を作れそうな気もしますが、そこは当のギネス・ワールド・レコーズ側も良しとしているようです。

世界記録の舞台裏:「くだらない」記録も真面目に凄いと言える理由 | ギネスワールドレコーズ

ただ、どんな記録でも認定するかというとそういうわけでもなく、過去には認定されていたが現在では認定されていない例でいえば、環境に影響を及ぼす記録(大量の風船を空に放つなど)や健康や安全にかかわる記録などが該当するようです(アルコールなどの大量摂取、車などの速度違反を誘発させる記録、断眠の記録、時間関係なく量のみを競う大食いなど)。

そりゃそうですよね。記録よりもまずは健やかに日々過ごせることが大切です。

インフルエンザの流行はピークを過ぎたようですが、今度はマイコプラズマ肺炎の感染者数が増えてきているようです。

マイコプラズマ肺炎患者数 この時期としては過去10年で最多 | NHK

手洗い・うがい・マスクなどでしっかり感染対策をしっかりしましょう。