深夜食堂

こんばんは、スタッフのUです。

兵庫県に住む私は、普段なかなか東京に行く機会が無いのですが、

面白そうな展覧会の開催時期が重なったときなどには

それらをまとめて観るために東京に行ったりします。

先週末からこの月曜日まで東京に行き

新宿のホテルに泊まっていたのですが、

そのホテルの近くに、個人的に好きな感じの飲食店を見つけました。

飲食笑商何屋ねこ膳(いんしょくしょうしょうなにやねこぜん)

JR新宿駅から東北東の方角で、ゴールデン街のそばにあります。

イメージとしては、ドラマ化もされたマンガ『深夜食堂』の感じに近く、

このお店も17時から翌朝7時まで営業しているようです。

(上のリンク先のお店のホームページでは「24時間営業」と書いていますが、現在は違うようです。

ただし9月7日から9月下旬までは20時開店だそうです)

私は↓このメニューの中の「ねこ膳ミックス」を頼みましたが、

今どき↓このボリュームで(しかも新宿という立地で)1,000円は安いと思います。

味もおいしかったです。

深夜2時に満席!新宿歌舞伎町の深夜食堂【ねこ膳】夜の街それぞれのメシ事情|新宿区|新宿区民ニュース

↑このページの動画を見ても、やはり新型コロナウイルスの流行で

このお店もだいぶ打撃を受けたようですね。

(動画の中に出てくる値段よりも値上がりしているのもその影響でしょう)

個人的な話になりますが、

私も、運営していた私塾を新型コロナウイルスの流行の影響で閉じざるをえなくなった者ですので

その苦労は少しわかるような気もします。

そういうこともあり、

最近は外出した先でご飯を食べる際、

チェーン店などでなく個人経営に近い店を探して入るようにしているのですが、

同じように、新宿近くのチェーン店でない店を応援したい方、

安くがっつり食べられる定食屋をお探しの方、

『深夜食堂』のような店を探しているという方はぜひ一度行ってみてください。

ドラマ『深夜食堂』ホームページ

ところで、その新型コロナウイルスはまた感染者数がグッと増えてきていますね。

「ニンバス」おそるべし…。

新型コロナウイルス 感染者数やNHK最新ニュース|NHK特設サイト

皆さん、手洗い&鼻うがいを励行し、

人が多い閉鎖空間ではマスクをするようにしましょうね。

薄明光線

こんばんは、スタッフのUです。

先日、日没時に西の空を見るとこのような光景が見られました。

空に何かの影ができていますね。

調べてみると、これはいわゆる「入道雲(雄大積雲や積乱雲)」の影で、

その周辺に見られる光を「薄明光線」といいます。

条件がよければ、東の空の、太陽とは反対側の地点(これを「対日点」といいます)に収束する形で影が伸びていくのを見ることができ、

その影はあたかも空全体を割っているように見えることから

「天割れ」などと呼ばれることもあるそうです。

ここまで読んで

「むかし理科の授業で、地球上に届く太陽光線はほぼ平行だと聞いたぞ?なぜ影が広がっているんだ?」

と思われた方、とても鋭いです。

これは、実際はほぼ平行なんですが、広がって見えているだけなんです。

例えば皆さんが電車の線路の真ん中に立って遠くまで伸びる線路を見た場合、

その線路は実際は平行であるにもかかわらず、

遠くの一点に向かって収束していっているように見えるはずです

(その一点のことを「消失点」といいます)。

だから、先ほど、西の空から生じたこの影は

東の空に向かっても収束する形で伸びていくと書きましたが、

これは線路の例でいえば、線路の逆方向も消失点に向かって収束していくのと同じ理屈です。

ともあれ、とても珍しい光景を見ることができました。

これだけ暑いと、しっかりエアコンを効かせた部屋に閉じこもりがちになりますが、

早朝や夕方などの比較的涼しい時間に

たまには外に出て空を見上げてみるのもいいかも知れません。

最近は、新型コロナウイルスの新しい変異株で比較的感染力の強いとされる

「NB. 1. 8. 1(通称「ニンバス」)」の感染が多く確認されるようになっているようですので、

なおのことたまには外に出たり、部屋の換気をすることも大事かも知れません。

あ、咳エチケットもくれぐれもお忘れなく。

不快指数

こんばんは、スタッフのUです。

私の周りでは「暑さが少しやわらいできましたね」という会話を交わすようになってきましたが、

それでも一日の最高気温は35度を少し切ったぐらいですので、

私たちの感覚もおかしくなってきているのかも知れません…。

しかし、少し気温が下がってきたとはいえ、

からだの不快の度合いはあまり変わらない気もします。

やはり「不快さ」には気温ももちろん、湿度も大きな影響を及ぼしていると思いますので、

今回は少し「不快指数」について調べてみました。

不快指数の計算方法は複数あるようなのですが、湿度を使ったものとしては以下があります。

( 不快指数 ) = 0.81 TD + 0.01 H × ( 0.99 TD – 14.3 ) + 46.3

この式でH (%)は湿度、TD (℃)は(乾球)温度を表しています。

不快指数は「60〜65」で「何も感じない」、「65〜70」で「快適」と感じる人が多く、

それより数値が低くなると「寒くて不快」、高くなると「暑くて不快」に感じる人が多くなり、

「85以上」は「暑くてたまらない」と感じるほどの不快さ、となるようです。

今日の昼の、私が住んでいる地域の湿度が84%、気温が32℃だったのですが、

先の計算方法によると不快指数は約87。

確かに暑くてたまらなく不快でした…。

もちろんこれはあくまで体感の目安ですので、

たとえば風が吹いているなどの要素が加わるだけで不快さは変わるということはあります。

気温が少し下がってもまだまだ不快な日々が続きますが、

皆さんくれぐれも養生なさってください。

私たちもお盆休みでしっかり英気を養って、残暑に備えたいと思います。

猛暑日

こんばんは、スタッフのUです。

暑いですね…。皆さん、体調など崩されていないでしょうか。

こんな暑い中、今日15日は京都・祇園祭の宵々山。

学生時代に京都に住んでいましたが、当時

「盆地のこんな蒸し暑い中、人混みの中になぞ行ってられん!」

と思い、祇園祭を見たことがほとんどありません。

30年前でも十分暑かった京都の気温が、今はどうなっているんだろうと思い、調べてみると

1日の最高気温が35.0度以上になる「猛暑日」の日数は、

1985〜1994年の10年では1年につき平均13.2日、

1995〜2004年の10年では1年につき平均で18.0日、

2005〜2014年の10年では1年につき平均で19.8日、

2015〜2024年の10年では1年につき平均で28.8日、

特に2020年以降は、2020年が26日、2021年が18日、2022年が25日、2023年が43日、2024年が54日と、ものすごい勢いで猛暑日の日数が増えています。

もちろん猛暑日の日数だけで気候の変化全般を捉えることはできませんし、過去200年近くの記録の中でも特異的に猛暑日が増えた年はあるのですが、体感としてここ2,3年の暑さは尋常で無いものを感じます。

皆さん、くれぐれもご自愛ください。あ、エアコンを使う際にはちゃんとフィルターやフィンの掃除をしてから使うようにしましょう。エアコンのカビやホコリをそのままにして使うと、気管支の病気だけでなくアレルギーや皮膚炎になる可能性もありますので。

(画像はイメージです)

音韻修復機能

こんばんは、スタッフのUです。

私は趣味で5年間ほどフランス語の勉強をしています(と言っても一日ほんの数分ずつですが)。

勉強のし始めの頃は、フランス語の会話を耳にしても

何一つとして聞き取ることができなかったのが、

勉強を進めていくと、とびとびに単語レベルでだけ聞こえるようになり、

さらに勉強を進めていくとある意味の塊が聞こえてくるようになってきます。

そうすると、その発話全体を聞き取ることができなくても、

聞き取れた意味の塊から、聞き取れなかった(ぼんやりとしか聞こえなかった)部分の意味を類推することができるようになってきます。

これを「音韻修復機能」というのだそうですが、

これは新しく学んだ言語に限らず、

日本語での日常会話でも同様のことをしているように思います。

先日、私の相方といっしょにリビングにいたときのこと。

相方は、ラジオで高校野球の応援団の話を聞いていたらしく(私はぼんやりとしか聞いていませんでした)、

私に「あんな真夏の暑い中、金管楽器とか持ってて熱くならへんのかな?」と聞いてきたのですが、

「あんな真夏の暑い中、tinkan…giとか持ってて…」

と聞こえ、

私の頭は「真夏の暑い中」で「持ってて熱くなる」「tinkan…gi」という音に近い何かを瞬間的に連想し始め(おそらく)、

それは「チンパンジー」だ、という答えをはじき出しました。

しかし、相方がなぜ突然「真夏にチンパンジーを持つ(抱く?)」話をするのかがさっぱりわからず、

思わず声に出して「チンパンジー?」と聞き返したところ、

耳の遠いお年寄りに話しかける介護者のように

「き・ん・か・ん・がっ・き!」

と返されてしまいました。

人間関係のすれ違いやトラブルって、案外こういうところから発生しているのかも知れませんね…。

私たちも、医療者の方々や患者さんの声を最大限聴き漏らさないよう

改めて強く意識してまいります。

(画像はChatGPTに生成してもらったイメージです。これは間違いなく熱いですよね…。)