冬来りなば春遠からじ

明けましておめでとうございます。スタッフのUです。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

冬至も過ぎ寒さはまだまだこれからですが、それでも確実に春は近づいてきます。

「冬来たりなば春遠からじ」ですね。

ところで、この言葉、出典はどこかご存知でしょうか。

中国の漢詩などから来ているような感じもしますが、

実はこれ、イギリスの詩人パーシー・ビッシュ・シェリー(1792-1822)の

長詩『西風の賦』(または『西風に寄せる歌』(Ode to the West Wind, 1819) )の

末句 “If Winter comes, can Spring be far behind?” から来ているのだそうです。

(ちなみにこのパーシー・ビッシュ・シェリーの妻は、

『フランケンシュタイン』の作者として有名なメアリー(・ウルストンクラフト・ゴドウィン)・シェリー(1797-1851)です)。

何かと体調管理も大変な季節ですが、辛い冬を越えれば必ず春は来ます。

私たちも春に芽吹くよう新たな種を育てるべく、今の目の前の課題に粛々と取り組んでいきたいと思います。

あ、先日私の叔父が風呂場でのヒートショックで亡くなりましたが、お風呂に出入りする際にもくれぐれもお気をつけください。

冬至=一年で日の出が最も遅い日?

こんばんは、スタッフのUです。

遅ればせながら明けましておめでとうございます。

さて、ようやく日の出の時間が日に日に早くなるようになりましたね。

冬至の頃(12月22日ごろ)によく

「これからは日の出の時間が早くなっていきますね」

という言葉を聞くことがありますが、これは間違いです。

冬至は「昼の時間が一年で最も短くなる日」、

正確には「日の出から日の入りまでの時間が一年で最も短くなる日」であって、

「日の出の時刻が最も遅く、かつ日の入りの時刻が最も早い日」ではありません。

去年の冬至は12月22日でしたが、

この冬で日の入りの時刻が最も早くなったのは12月6日(16時49分ごろ)で、

日の出の時刻が最も遅くなるのは1月7日(7時8分ごろ)です。

つまり12月6日から1月7日までの間は

日の出、日の入りいずれの時刻も遅くなっていきますが、

「日の出が遅くなっていくペース」を「日の入りが遅くなっていくペース」が抜かしていくのが、

12月22日ごろの冬至ということです。

去年末から日中の気温が上がったり下がったりとなかなか安定しませんが、

皆さん、新年会など飲み会の帰りでも手洗い・うがいは忘れず、

体調管理に気をつけてお過ごしください。

うろこ雲、いわし雲、ひつじ雲

こんばんは、スタッフのUです。

今日、空にこんな雲が出ていました。

一瞬「きれいなひつじ雲だな」と思ったのですが、

このような雲の呼び名として「うろこ雲」や「いわし雲」という呼び名もあります。

これらはすべて同じ雲を指しているのでしょうか、

それとも別の種類なのでしょうか。

どうやら、「ひつじ雲」だけが別の種類の雲のようです。

ひつじ雲の正式名称は「高積雲」で、高さが地上2000mから7000mと比較的低めの位置にある雲で、

「うろこ雲」,「いわし雲」の正式名称は「巻積雲」で、高さは「高積雲」より高く5000mから13000mにある雲なんだそうです。

見た目の区別としては、灰色や影があればおそらく「ひつじ雲」(ひつじ雲の方が雲の厚みがあるため、太陽光を通しにくい)、

白の場合は大きさで判断する必要があり、腕をまっすぐ伸ばした状態で、雲一つが小指で隠れるなら「うろこ雲(いわし雲)」で、それより大きければ「ひつじ雲」…

なんだそうですが、この写真は灰色の部分があるので「ひつじ雲」なんでしょうか…。

少しスッキリしませんね…。

しかし、空もすっかり秋らしくなり、朝晩はかなり冷え込むようになりました。

ここ数週間の気温の落差のせいで風邪を引いた方が増えているのか、

街のあちこちでくしゃみをしている方を見かけます。

鼻・喉のケアはしっかりしていきましょう。

スナフキンからの戒め

こんばんは、スタッフのUです。

先月末、いくつかの展覧会を観に東京に行ったのですが、

そのうちの一つが『トーベとムーミン展』@森アーツセンターギャラリー。

「トーベ」とは、『ムーミン』の作者のトーベ・ヤンソン(1914-2001)のこと。

会場内はごく一部を除いて写真撮影が可能で、

みんなが展示物の写真を撮っていた関係でいたるところで撮影渋滞のようなものが起きていたのですが、

展示の途中からなぜか突然人の流れがスムーズに。

何が起こったのかと思ったら、そこには『ムーミン』の作中のこんなセリフが。

「なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、むずかしくなっちゃうんだよ。ぼくは見るだけにしてるんだ」(『ムーミン谷の彗星』よりスナフキンのセリフ)

私も、それまでパシャパシャ写真を撮っていた自分の行動を恥いり、

その後は極力写真を撮らないようにしました(少しは撮りましたが…)。

花火大会などでも、みんなが花火を直に見ずにスマホで動画撮影しているという光景が見られたりしますが、

スナフキンの言うとおり、その場で見るだけにするのが大切ですね。

医療の世界でも、数値的な記録を残し、客観的に分析することが基本ではありますが、

患者さんをちゃんと見るということはそれ以前の基本と言えるかも知れません。

ピッチとストライド

こんばんは、スタッフのUです。

先日なにげなくテレビをつけると、

世界陸上の女子マラソンが行われており、

先頭の選手二人が40km地点を過ぎようかという場面でした。

その時点での各選手の様子が映し出される中、

普段あまり見慣れない走法の選手が。

7位に入賞した小林香菜選手です。

小林選手の走法はいわゆる「ピッチ走法」。

陸上競技の走りの速さに影響を与えるのは、「ピッチ(単位時間あたりの歩数)」と「ストライド(一歩あたりの歩幅)」の大きく二つで、

そのどちらを持ち味にするかによって「ピッチ走法」、「ストライド走法」という区別がなされますが、

小林選手は完全な「ピッチ走法」型。

市民ランナーのピッチが約180歩/分、

マラソンのトップアスリートたちのピッチ数が約200歩/分ほどであるところ、

小林選手のピッチ数は約220歩/分だそうで。

今回トップに入った二人のアフリカの選手たちに比べると、

見た目はどうしてもバタバタした感じの印象に見えますが、

それだけの回転数まで上げることによってストライド分の不利を乗り越えているのですね。

オリンピックの女子マラソンの金メダリストである高橋尚子さんも野口みずきさんもピッチ走法でした。

人間、万能ではありませんので苦手なところも必ず出てきますが、

そこを自分のできること、得意なことを活かしながら補っていきたいものですね。

しかし…オリンピックもそうですが、真夏にマラソンをするのはそろそろ止めた方がいい気がするのですが…。

(写真は、私が6年前に参加した大阪淀川マラソンで、スペシャルゲストとして来られていた高橋尚子さん)