気道疾患とは

当サイトでは気道疾患という言葉を主に肺疾患と分けて使います。

肺疾患とは例えば肺炎などの肺そのものがやられているためいくら呼吸をしてもうまく酸素が体内に取り入れられずに呼吸困難に至る疾患を指します。

これに対して当サイトでの気道疾患とは肺そのものは正常あるいはほぼ正常に機能していても、空気の通り道である気道がなんらかの形で狭くなっているために、”呼吸という運動がうまくいかない”、いわゆる換気障害を起こしている状態を指します。

実際に専門的な病名を説明することも重要ですが、患者さんからみた症状からどのような病態が考えられるかを中心にこのブログでも解説を行っていく予定です。

もし自分の症状が気道の狭窄などによっておこっているのではないかと考えられる場合には、ご参照いただければ幸いです。

当研究会の目的について

当研究会では、気道疾患、特に気道狭窄の病態についてわかりやすく解説していく予定です。

気道と一言で言っても

ー 鼻腔、口腔 (鼻や口)
ー 咽頭、喉頭 (のど)
ー 気管、気管支 (肺に至る空気の通り道)
ー 肺

など、さまざまな部位を通過した空気中の酸素が肺に到達して初めて呼吸が可能となります。

この中には、空気の通り道が物理的に狭くなることによって起こるものや、機能的に狭くなったりまた戻ったりすることによって呼吸の障害が起こるものなどさまざまな病態が存在します。

また、口腔鼻腔といった空気の入り口、咽頭などの入り口のすぐ奥、喉頭気管気管支といった筒状の通り道、そして肺という場所によって問題となる病気の原因、病態、症状も全く異なります。

それぞれの部位のよるさまざまな疾患に関して説明をしていく予定でありますので、疑問やご相談があれば当研究会の連絡先:info@airwaystenosis.org
にご連絡いただければ可能な限りでご質問にはお答えする予定です。

ホームページを立ち上げました

当研究会代表の山本です。

この度、一般社団法人気道疾患研究会の公式ホームページを立ち上げました。

気道疾患についての情報提供を中心にブログもアップしていく予定ですが、それ以外にも硬軟取り合わせて発信をしていく予定です。

患者さんの病気に関する理解が進むことを医学面だけでなくいろんな角度からサポートしていきたいと思います。

何卒よろしくお願いいたします。