うるう年かどうかは、どうすればわかる?

こんばんは、スタッフのUです。

前回のブログで閏(うるう)年について少し触れました。閏年は1年が366日ある年で(2月が29日になるのですね)4年に1回おとずれます。これは、地球が太陽の回りを一周するのに約365.242日かかる影響で4年で1日弱のズレが生じてきてしまうので、それを調整するため、西暦の年号が4の倍数の年が閏年になっています。ここまではきっとほとんどの皆さんがご存知かと思います。しかし、先ほど「1日弱」と書いたように、それでもなお微妙な誤差が残り続けます。そこでグレゴリオ暦では、閏年は実は次のようになっています。

(1) 西暦の年号が4の倍数の場合は閏年

(2) ((1)の例外として)西暦の年号が100の倍数で、400の倍数でない場合は平年

つまり、23年前の「2000年」は100の倍数であり400の倍数でもあるので「閏年」、77年後の「2100年」は100の倍数ですが400の倍数ではないので「平年」ということになります。

ちょっとややこしいですね。では、次のように書き換えてみましょう。

(1′) (下2桁が00でない場合)西暦の年号が4の倍数の場合は閏年

(2′) (下2桁が00の場合)下2桁の「00」を除いた部分が4の倍数なら閏年、4の倍数でなければ平年(上の例だと、2000年の下2桁を除いた「20」は4の倍数なので閏年、2100年の下2桁を除いた「21」は4の倍数ではないので平年、ということになります)

人体も含めた自然現象には様々な誤差がつきものですので、細やかな観察とその誤差への適切な処理が必要です。当法人でも各種データを扱っていますが、常に医療および統計学の知識をアップデートさせ続けていくことを心がけております。

さて、今年のブログは今回で最後です。

皆さま、よい年越しをお過ごしください。そして、来年も何卒よろしくお願いいたします。

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